2019年12月22日更新

避妊薬成分のエストロゲンは女性の不快な症状改善

避妊薬の中には女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲストロンが配合されています。
女性の身体がこの2種類のホルモンの分泌量の変化により、妊娠したり妊娠しなかった場合に生理になるなど、大きな影響を受けていることが理由です。
これらの女性ホルモンの分泌バランスが崩れることで、心身に大きな影響を与えてしまうこともわかっています。

女性の80%以上が経験している生理前の心身の不快な症状のほとんどが、エストロゲンの分泌量が過剰なことが原因だと言われています。
むくみや体重の増加、頭痛といった身体的な症状や、落ち込みといった精神的な症状を引き起こす原因となっています。
エストロゲンの分泌量が多すぎると、生理前の症状だけではなく、低血糖や血栓症、老化、アレルギー、お腹や腰回り、太ももに脂肪がつきやすくなる、子宮がんや子宮筋腫など、健康にも美容にも影響を与えることがわかっています。
エストロゲンの過剰分泌の改善に、避妊薬が効果的なのです。

「エストロゲンが過剰なのに、それが入っている避妊薬を飲むと余計にひどくなるんじゃないの?」と思われるかもしれません。
しかし、身体の外から摂取した避妊薬にエストロゲンが入っていることによりホルモンの量がコントロールされるので、過剰分泌されなくなります。
エストロゲンには子宮内膜を厚くするという働きがあるため、過剰に子宮内膜が厚くなることも避けられるために生理痛や経血過多、子宮以外に子宮内膜ができる子宮内膜症などの生理の際のトラブルの改善にもつながっています。

これらの働きがあることから、避妊薬は妊娠をしたくない人だけではなく、女性ホルモンの働きによって心身に不調が出ている人たちにも利用されているものなのです。

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